プロジェクト

大野慶人「花と鳥」・岡登志子、垣尾優「手術室より」・ 川口隆夫「大野一雄について」

ダンスアーカイヴプロジェクト作品4都市巡回公演 in 神戸&高知

ダンスアーカイヴプロジェクト作品4都市巡回公演 in 神戸&高知
大野慶人「花と鳥」・岡登志子、垣尾優「手術室より」・ 川口隆夫「大野一雄について」
残されたアーカイヴ資料から、様々なアプローチで新たな表現をつくりだすダンスアーカイヴプロジェクトより、三作品を一挙上演。舞踏の始まりから踊り続けている、生ける舞踏アーカイヴとも言える大野慶人が、その舞踏史の全容を見せる「花と鳥」、たった一枚だけ残された舞台写真を源とした小品、岡登志子の「手術室より」、動きのコピーという方法で大野一雄にせまる川口隆夫の「大野一雄について」。個性豊かな三作品を一日でご覧いただけるプログラムです。

●川口隆夫「大野一雄について」
コンセプト・演出・出演:川口隆夫 /振付:土方巽・大野一雄
ドラマトゥルク・サウンド・映像:飯名尚人/照明:溝端俊夫/衣装:北村教子

●岡登志子、垣尾優「手術室にて」
振付:岡登志子 /出演:岡登志子、垣尾優 スネアドラム演奏:大野慶人
舞台美術:吉川陽一郎/音響:國府田典明/照明:溝端俊夫

●大野慶人「花と鳥」
舞踏:大野慶人/映画:「へそと原爆」(監督・脚本:細江英公)
衣装:大野悦子、金光圭子/音響:國府田典明/照明:溝端俊夫

※大野慶人の健康上の理由により、高知公演のBプログラムを中止します。
 払い戻しにつきましては、高知県立美術館にご連絡ください。

■神戸公演

2017年11月18日(土)
会場:神戸アートビレッジセンター
Aプログラム:川口隆夫「大野一雄について」 14:30~16:30(開場14:00)
Bプログラム:岡登志子「手術室より」・大野慶人「花と鳥」 17:30~19:00(開場17:15)
チケット: 全席自由・税込
一般 各公演3,000円 AプロBプロ通し券5,500円
学生 各公演2,500円 AプロBプロ通し券4,500円

主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想 
共催 公益財団法人神戸市民文化振興財団、有限会社かんた
協力 大野一雄舞踏研究所、アンサンブル・ゾネ
助成 芸術文化振興基金

関連プログラム

●大野慶人パフォーマンス&レクチャー
日時:2017年11月19日(日)14:00~
会場:横尾忠則現代美術館オープンスタジオ
参加費無料(ただし要展覧会チケット)
詳細は http://www.ytmoca.jp/event/2017/11/performance-ohno.html
主催:横尾忠則現代美術館 企画協力:NPO法人ダンスアーカイヴ構想 協力:アンサンブル・ゾネ

●吉川陽一郎展「歩く人」
日時:2017年11月9日(木)~15日(水)※13日は休館
会場:KOBE STUDIO Y3(神戸市中央区山本通3-19-8)
・「手術室について」の舞台美術を手掛ける吉川陽一郎氏によるトーク 11月9日(木)19:00
・会期中、「手術室より」の公開リハーサルを行います。詳しくはアンサンブル・ゾネのウェブサイトをご覧ください
https://ensemblesonne-news.jimdo.com/

<チケット取り扱い・問合せ>

●神戸アートビレッジセンター(KAVC)
TEL: 078-512-5500  E-mail: stage@kavc.or.jp
メールでのご予約は、件名を「DAP2017チケット予約」として、以下の情報をお知らせください。
【お名前/フリガナ/電話番号(連絡のつきやすいもの)/チケットの種類と枚数:Aのみ、Bのみ、ABとも・一般、学生】
関連サイト:https://www.kavc.or.jp/events/1345/

●NPO法人ダンスアーカイヴ構想
TEL: 03-3450-6507  E-mail: info@dance-archive.net

■高知公演

2017年12月9日(土) 会場:高知県立美術館ホール
Aプログラム:川口隆夫「大野一雄について」 14:30~16:30(開場14:00)
Bプログラム:岡登志子「手術室より」・大野慶人「花と鳥」 17:30~19:00(開場17:00)※中止となりました
チケット:全席自由・税込(11月1日発売開始)
一般 各公演3,000円 AプロBプロ通し券5,500円
学生 各公演2,500円 AプロBプロ通し券4,500円
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)は3割引(ローソンチケットは割引対象外)

主催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想
共催 高知県立美術館、有限会社かんた
協力 大野一雄舞踏研究所、アンサンブル・ゾネ
助成 芸術文化振興基金
後援 NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、エフエム高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、高知シティFM放送
平成29年度第67回高知県芸術祭協賛行事

関連プログラム

●高知県立美術館開館記念イベント「大野一雄映像上映会」
「KAZUO OHNO」(ダニエル・シュミット監督、1995)や、大野一雄の最後のソロ作品「花」(2001)等を上映します。
日時:2017年11月3日(金・祝)~4日(土)
会場:高知県立美術館ホール
入場無料
主催:高知県立美術館 協力:NPO法人ダンスアーカイヴ構想
※詳細は美術館のサイトにてお知らせします
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

●岡登志子ダンスメソッド無料ワークショップ
ドイツNRW州立フォルクヴァンク芸術大学出身の岡登志子よる、身体表現の可能性を探るワークショップです。
料金: 無料(定員20名)
【日時】2017年12月6日(水)
    ①17:00~18:30【小中学生】 
    ②19:00~21:00【高校生以上】
【会場】高知県立美術館ホール(高知市高須353-2)
【対象】ダンス経験者
【申込方法】高知県立美術館まで、お電話[088-866-8000](9時~17時)でお申込み下さい。

<チケット取り扱い>

●高知県立美術館
・高知県立美術館ミュージアムショップ TEL 088-866-7653(9:00 ~17:00)
・高新プレイガイド TEL 088-825-4335(平日9:30 ~17:30、土曜9:30~12:30)
高知大丸プレイガイド TEL 088-825-2191
ローソンチケットDance Archive Project 【Lコード62722】TEL 0570-084-006 http://l-tike.com/

●NPO法人ダンスアーカイヴ構想(お問合せもこちらまで)
TEL: 03-3450-6507 E-mail: info@dance-archive.net
ご予約には、以下の情報をお知らせください。
【お名前/フリガナ/電話番号(連絡のつきやすいもの)/チケットの種類と枚数:Aのみ、Bのみ、ABとも・一般、学生】

<川口隆夫略歴>

1996年よりパフォーマンスグループ「ダムタイプ」に参加。並行して 2000年よりソロ活動を開始。主な作品に「ディケノヴェス-見えないと言え」(2003)、「D.D.D. — 私の心臓はあと何回鼓動して止まるのか?」(2004-2007)、「グッド・ラック」(2008)、「TABLEMIND」(2011)。近年は「病める舞姫をテキストに ― 2つのソロダンス」(2012)、「大野一雄について」(2013)などなど舞踏についてのパフォーマンス作品を制作している。また東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のディレクター(1996-99)を務めるなど、その活動は多岐に渡っている。

<岡登志子略歴>

神戸生まれ。ドイツNRW州立フォルクヴァンク芸術大学舞踊科卒業。アンサンブル・ゾネ主宰。現代を生きる人間に共通する身体を通し、人間の実存を問う作品づくりを行い、年1回のペースで新作を発表。近作に「白い夜」「迷い」「飛ぶ教室は 今」など。即興公演では、音楽家や美術家、スポーツ選手との共演も多数ある。2014年神戸長田文化賞受賞。

<垣尾優略歴>

2004年から現在まで、岡登志子主宰アンサンブル・ゾネ作品にゲスト出演。2006から2009年、contact Gonzoとして活動。2014年、ノーラ・チッポムラ「父のような自画像」、松本雄吉×ジュン・グエン・ハツシバ×垣尾優「Sea water」等に出演。

<吉川陽一郎略歴>

1955年鹿児島県生まれ、宮崎県都城市、神奈川県横浜市で育つ。1980年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒。1996年~2002年まで、Bゼミスクーリングシステム講師をつとめる。2001年~2007年、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科非常勤講師、2007年より多摩美術大学美術学部彫刻学科非常勤講師。個展に、路地と人「裏無い小部屋」(東京 2016)、ギャラリー・ル・デコ「クサマクラ一号を紹介シマス」(東京 2013)、プラザ・ギャラリー「水溜りの下で」(東京 2012)などがある。

<大野慶人略歴>

1938年東京に生まれる。1959年土方巽の「禁色」で少年役を演ずる。60年代の暗黒舞踏派公演に参画。69年初リサイタル後に舞台活動を中断、85年「死海」で大野一雄と共演、カムバックした。86年以降大野一雄の全作品を演出。ヴッパタール舞踊団ダンサーとの共演「たしかな朝」(2010)、音楽家アントニーとの「Antony & Ohnos」(2010)などコラボレーション作品の他、ソロ作品「花と鳥」(2013)はヨーロッパ(2014)、ブラジル(2015)、中国(2016)を巡演。著書に『大野一雄 魂の糧』(フィルムアート社)、『舞踏という生き方』(Canta Co.Ltd)。四方田犬彦著『大野慶人の肖像』が今年9月に出版された。